集合住宅研究会独自の企画によるヨーロッパの住宅団地・再開発視察団を編成、その視察報告書を作成した。

1973年に引続き集合住宅研究会独自の企画によるヨーロッパの住宅団地再開発視察団を編成。その視察報告書を作成した。

日中建築技術交流会の企画による日本住宅建設友好訪華団に参加し、都市計画、住宅団地、建設の状況等を視察した。

視察報告は雑誌“都市住宅”1975年11月号に中国特集として発表された。

日本住宅公団調査団と本研究会員による調査団で合同調査団を編成し、共同でアメリカ・ヨーロッパのタウンハウスの調査を行った。

調査報告は日本住宅公団において、1975年9月“タウンハウス調査報告書”として発表された。

東南アジアの住政策について、その実際から人脈に至るまですべてに詳しい、国際住政策研究所所長金子勇次郎氏に特にお願いして、東南アジアの集合住宅を視察した。

1978年に続き、国際住政策研究所所長 金子勇次郎氏をわずらわし、氏の綿密な計画のもとにフィリピンの集合住宅を視察した。

−新企画集合住宅−

高次な住要求への対応を意図して種々の新しい企画が試行された団地をとり上げた。高額物件を購入することが可能な住み替え需要層の住宅選定基準に対応した団地構成を図るため、それらの需要層のニーズ把握を行い、設計水準設定のための基礎資料を作成した。

−汎用設計集合住宅−

汎用設計住棟及び民間PC住棟を用いた住宅団地を対象にとり上げた。居住者の評価と今後の住宅団地設計への提案をまとめ、一般的な集合住宅団地の設計に関する手引き書として利用することを意図した。

−大規模高層集合住宅−

比較的都心に近く立地し、規模も大きな高層団地をとり上げた。高層団地居住者像の把握と高層住宅及び団地の問題点の把握を行い、今後の高層住宅及び団地設計の基礎資料を作成した。

−小規模中層高密団地の居住者評価に関する調査研究−

東京区部に建設されている周辺の街並に配慮しつつ、高密化を図った小規模中層高密団地をとり上げた。団地に係る居住者評価を調査分析することにより、今後の企画、性能水準設定に関する基礎的資料を作成した。

−ニューモデル高層住宅−

集合住宅の共有空間を生活の場として活性化させることを目指して企画されたニューモデル高層住宅を取り上げ、居住者がどのような評価・意識を持ち合わせているか、その傾向を探ることを目的とした。

−アルファールーム付住宅−

母屋から出入口を独立させた“もう一つ”の部屋を持ち、居住者の様々のライフスタイルに対応しようとする「アルファールーム付住宅」を取り上げた。そこに住む居住者のライフスタイルを浮き彫りにし、利用のしかた・評価から、今後の企画、設計の資料になることを目的とした。

−サバーバン・グレイス・ハウジング−

サバーバン・グレイス・ハウジング（ゆとりある空間と住環境を持った、郊外でのハイクオリティーな生活のための住宅）として位置づけられた「サバーピア21多摩」で企画設計された事項についての居住者の評価、生活実態を把握し、今後の計画、設計の資料となることを目的とした。