第306回研究会が開催されました(詳細は「お知らせ」をご参照ください)。
「選定団地はどのように計画設計されたか、そして学ぶこと」をテーマに、さまざまな視点から学び、評価し議論を行いました。
◆出席者:51名
(法人会員47名・個人会員3名・特別会員1名)
下記、研究会にていただいたアンケートのご意見をご紹介いたします(公開にご了承いただいた方のみ掲載させていただきます)。
●実際にたずさわった人の話を聞けたのはとても良かったです。
(20代・建築設計)
●「選定団地関連年表」はたいへん参考になります。
ありがとうございました。
(40代・建築設計)
●今後も集合住宅、団地の追跡を行っていただきたいです。
新しい集合住宅(番付にある…)も是非お願いします。
本日はありがとうございました。当時の設計者の思いを感じることができ、日々の業務にも刺激となりました。
(40代・建築設計)
●選ばれた集合住宅は、空間構成や低層の美しいまちなみ、設計の密度など学ぶことは多いが、同じものは、今の時代にはできない。その原因は、コストやバリアフリー等に配慮しなければいけないことが固定概念のように支配されていることか。(10選のどれもコストバランスは低い)使いやすいスケール(手摺の高さ)は安全か、事後が起きたらということになる。そのような中、これらの事例から何を学び、今の時代に何を実現していくのか、何が実現を妨げるか、といったことを明らかにしていけたら、良いと思う。震災復興を考える中で、何か手がかりに出来るのではとも思う。(コモンアクセス、傾斜地、階段、コミュニティ、スケール感、地方でしか出来ない?etc)
(40代・建築設計)
●ベスト10のうち7〜8件が戸建感覚を感じさせる。
集合住宅であることに、驚きを感じた。普段片廊下ばかり設計している反動か。
(50代・建築設計)
●昔の良いものを振り返る、そこから何を学ぶ、気づく、体で感じる、じっくり研究する、良いきっかけとなった。
(30代・建築設計)
●自分が仕事を始める時と同時代の事例がなつかしく感じた。都市の中にあり豊緑をつくる集合住宅、傾斜地集合住宅、タウンハウスという3つの切り口の選び方は適切であったと思う。中でも代官山が一位に選ばれた理由は個人のデベロッパーが継続的に開発を持続してきたことにあると思う。大手デベロッパーでないところに可能性が感じられる。
(50代・建築設計・都市計画)
- 第376回研究会『海外における脱炭素社会に向けた木造建築物について』 (2024-3-15)
- 第375回研究会『これからの都市の中の木造建築物と集合住宅』 (2023-12-11)
- 第374回研究会『研修旅行 時間を掛けてつくられた地方都市の建築・ランドスケープを巡る 山形県』 (2023-11-10)
- 第373回研究会『空き家、古い団地を活用し、まち・エリアのサスティナビリティを高める』 (2023-10-18)
- 第372回研究会『脱成長都市における「インナーコミュニティ問題」について学ぶ』 (2023-8-02)
- 第371回研究会『省エネ・環境に配慮したこれからのハウジングの有り様を考える』 (2023-5-31)
- 第370回研究会「カーボンニュートラル時代に集合住宅はどう変わるのか」 (2023-2-28)
- 第369回研究会「⽣活環境をデザインする」 (2022-12-07)
- 第368回研究会「研修旅行 香川県」 (2022-11-11)
- 第367回研究会「若手座談会 − わたしたちが描く、幸せな暮らし方」 (2022-9-08)