■趣旨
集合住宅研究会50周年イヤーの今年は、「ハウジングの未来へ」をテーマとして活動し、新たな取り組みに向けて始動する年に位置付けられます。これは、今までに積み上げられている集合住宅研究会での活動や実績、経験を総括し、次の新しい世代に繋いでいく年ともいえます。
そこで、集合住宅研究会の初期から幹事として研究会に参加し、集合住宅計画に当時の若手であり第一線で活躍しておられた5人の方による座談会を行いたいと考えています。
これらの方々は、それまで厳密な標準設計で作られていた集合住宅に、オイルショック後の時代の変化に対応して少し緩くなった基準に応じて新しい風を吹かせた、いってみればエポックメイキングな集合住宅や計画を作り上げていらした面々です。
それぞれの方に、その当時、どんな思いで集合住宅に取り組んでいたか、当時の社会的要請とそれに対する専門家として果たした役割、あるいは集合住宅研究会で当時どのような活動をし、どのような議論をしていたかも語っていただこうと考えています。さらに、現在直面している社会的課題やこれからの若い人たちへの期待・要望についても語って頂き、次回開催される「こらからの住まいとハウジング(若手による座談会)」に繋げていきたいと存じます。
■登壇者(敬称略):藤本昌也、三井所清典、黒沢秀行、山田正司、荒川俊介、内田勝巳(進行役)
■開催日時・場所
○日時 令和4年6月3日(金)13:30〜16:30
○場所 WEB開催 (発信場所:建築家会館本館1階 大ホール)
■スケジュール
(1)趣旨説明(登壇者紹介も含め) 担当幹事 13:30〜13:40
(2)座談会 13:40〜15:00
(3)休憩 15:00〜15:10
(4)座談会(質疑応答含む) 15:10〜16:20
(5)閉会(川崎代表幹事) 16:20〜16:30
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- 第367回研究会「若手座談会 − わたしたちが描く、幸せな暮らし方」 (2022-9-08)
- 第366回研究会「座談会―集合住宅計画の50年とこれから」 (2022-6-07)
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