■趣旨
本年、集住研は創⽴50周年を迎え、その記念⾏事として、「ハウジングの未来へ」をテーマに、記念誌の発⾏、記念式典や重鎮・若⼿の座談会開催など、精⼒的に活動して参りました。
今回の研究会では、そうした記念イヤーの年末に相応しく、⽣活環境を幅広く捉え直す機会とするべく、早稲⽥⼤学教授で建築家の古⾕誠章先⽣をお招きし、「⽣活環境をデザインする」と題したご講演をいただきます。
古⾕先⽣は、早稲⽥⼤学穂積研究室のご出⾝で、⼤学で教鞭をとられる傍らNASCA⼀級建築⼠事務所を主宰され、住宅から公共施設、ホール、庁舎、図書館、学校等々、ひとの⽣活環境を⾮常に幅広い視座から⾒つめた建築作品を数多く⼿掛けられておられます。
東⽇本⼤震災においても、「失われた街」復元プロジェクトや災害公営住宅の計画、道の駅の設計などを通じて、被災地の⽣活復興に尽⼒されておられます。
今回の研究会は、ひとの⽣活環境づくりに依拠する古⾕先⽣の数多くの作品をご紹介いただくことにより、我々が⽬指すべきハウジングの未来像に、数多くの⽰唆をいただける機会となることを期待しています。
なお研究会後には、懇親会を開催し、講師の古⾕先⽣を交えて、⼈数を制限し、ハウジングの未来を語り合えるような会にしたいと企画しております。
■開催⽇時・場所
○⽇時 令和4年12⽉7⽇(⽔) 17時30分〜
○場所 建築家会館本館1F⼤ホール[〒150-0001 東京都渋⾕区神宮前2-3-16 本館1F]
(あわせてweb配信を⾏います)
■スケジュール
(1)趣旨説明 担当幹事 ⼭本 幸正 17:40〜17:45( 5分)
(2)講演 古⾕誠章先⽣(早稲⽥⼤学創造理⼯学部教授・NASKA代表・東京都建築⼠会会⻑)
テーマ:「⽣活環境をデザインする」 17:45〜19:15(90分)
(3)講師を交えた意⾒交換、質疑 19:20〜19:35(15分)
- 第376回研究会『海外における脱炭素社会に向けた木造建築物について』 (2024-3-15)
- 第375回研究会『これからの都市の中の木造建築物と集合住宅』 (2023-12-11)
- 第374回研究会『研修旅行 時間を掛けてつくられた地方都市の建築・ランドスケープを巡る 山形県』 (2023-11-10)
- 第373回研究会『空き家、古い団地を活用し、まち・エリアのサスティナビリティを高める』 (2023-10-18)
- 第372回研究会『脱成長都市における「インナーコミュニティ問題」について学ぶ』 (2023-8-02)
- 第371回研究会『省エネ・環境に配慮したこれからのハウジングの有り様を考える』 (2023-5-31)
- 第370回研究会「カーボンニュートラル時代に集合住宅はどう変わるのか」 (2023-2-28)
- 第369回研究会「⽣活環境をデザインする」 (2022-12-07)
- 第368回研究会「研修旅行 香川県」 (2022-11-11)
- 第367回研究会「若手座談会 − わたしたちが描く、幸せな暮らし方」 (2022-9-08)