■趣旨
今年度、集住研は創立50周年を迎え、「ハウジングの未来へ」をテーマに、記念誌の発⾏や重鎮座談会・若⼿座談会の開催など、様々な活動を精⼒的に⾏って参りました。
集住研では、ハウジングの未来を展望するにあたり、近年建築・住宅分野においてその取組みが急務とされている「カーボンニュートラル」を重要テーマの⼀つと捉え、今回を⽪切りに、次年度もリレー的に研究会を実施していくことを企画しています。
そのような中、今回の研究会では、建築・住宅分野における省エネ対応やカーボンニュートラルに関して深いご⾒識をお持ちの早稲⽥⼤学教授の⽥辺新⼀先⽣(⽇本建築学会⻑)をお招きし、その取組みの背景や国内外における最新の動向等について幅広い視点からカーボンニュートラルの全体像についてご講演いただきます。
また、カーボンニュートラル実現を⽬指す時代において、集合住宅の計画・設計やまちづくりに携わる技術者の役割はどのように変化するのか、どのようなスキルが求められていくのか、また集合住宅の姿はどのように変化していくか等、の観点からもお話をいただき、その後の意⾒交換を通じて、ハウジングの未来について語り合えるような会にしたいと考えています。
■開催⽇時・場所
○⽇時 令和5年2⽉28⽇(⽕) 18時00分〜20時10分
○場所 建築家会館本館1F⼤ホール (会場対⾯開催+web配信)
○参加者 :集合住宅研究会の会員事務所所員及び個⼈会員
建築学会住宅計画⼩委員会メンバー
●タイムスケジュール
(1)趣旨説明 18:00〜18:05(5分)
(2)講演 ⽥辺新⼀⽒(早稲⽥⼤学創造理⼯学部教授・⽇本建築学会会⻑)
テーマ「カーボンニュートラル時代に集合住宅はどう変わるのか」 18:05〜19:35(90分)
(3)講演者を交えた意⾒交換、質疑応答 19:35〜20:10(35分)
- 第382回 主体性を喚起する小規模再開発-新しいハウジングビジネスについて- (2024-12-25)
- 第381回 研修旅行『熊本ア一卜ポリス集合住宅団地を巡る』 (2024-12-15)
- 第380回「日本とドイツの都市の環境と景観は何故違うのか…」 (2024-11-01)
- 第379回 人と人をつなぐ「共在の場」を考える (2024-9-27)
- 第378回「高齢者が健康に住み続けられるウェルビーイングなまちづくり」 (2024-9-10)
- 第377回 :ミュンヘンにおける 「こどもにやさしいまちづくり」の実務 (2024-6-13)
- 第376回研究会『海外における脱炭素社会に向けた木造建築物について』 (2024-3-15)
- 第375回研究会『これからの都市の中の木造建築物と集合住宅』 (2023-12-11)
- 第374回研究会『研修旅行 時間を掛けてつくられた地方都市の建築・ランドスケープを巡る 山形県』 (2023-11-10)
- 第373回研究会『空き家、古い団地を活用し、まち・エリアのサスティナビリティを高める』 (2023-10-18)