第377回集合住宅研究会 趣意書
■ テーマ: ミュンヘンにおける 「こどもにやさしいまちづくり」の実務
■ 趣旨
アーバンデザインが建築家の職能とされるドイツにおいて、長年アーキテクトとしてのキャリアを積まれてきた水島氏は、近年のミュンヘンにおける都市開発、集合住宅地開発プロジェクトに通底する基本方針として、「こどもにやさしいまちづくリ」の視点を看破されている。
「こどもにやさしい」という視点に立つことで見えてくる都市デザインの課題、街づくリ、集合住宅地のあるべき姿、行政や社会との関わリなど、ドイツと日本、その両方で都市計画、建築設計に携わってきた水島氏ならではの視点でお話しいただく。
本研究会では、今後の日本の都市計画、建築設計、集合住宅地計画設計の在リ方を考えていきたい。
■ 開催要領
日時:2024年 6月 13日(木)
場所:けんぽプラザ(東京都渋谷区千駄ケ谷2丁目 37-1) WEB 併用
■ プログラム
(1)趣旨説明 担当幹事 18:00~18:05(5 分)
(2)講演 水島 信氏 18:05~19:05(60 分)
(3)休憩 19:05~19:15(10 分)
(4)講演者を交えた意見交換質疑応答(会場・WEB 視聴者)
進行 奥茂謙仁氏0市浦 H&P) 19:05~19:15(45 分)
担当幹事 /永山 充(アークポイント)
■ 講師プロフィール
● 水島 信(みずしま まこと)氏 1947 年 新潟市生まれ
1966 年 新潟高校卒業
1970 年 芝浦工業大学建築学科卒業後、渡欧 / ウィーンとミュンヘンにて就業
1981 年 ミュンヘン技術大学建築学部卒業
Diplom Ingeniuer の称号取得後/ミュンヘンと東京で就業
1990 年 バイエルン州建築家協会登録、Architekt 称号取得後独立ドイツと日本で建築都市計画を行う
● 著作・論文;
『創造性のある都市ヘ 一ドイツに見る都市の在リ方 新建築 12 月号一』(新建築社 1998 年 12 月)
『ドイツ流街づくリ読本 一ドイツの都市計画から日本の街づくリヘ一』(鹿島出版会 2006 年 7 月)
『アルヴァー・アアルトの住居観と住空間:住宅総合研究財団研究論文集 2008 年度版』(2009 年 3 月)
『続・ドイツ流街づくリ読本 一日本とドイツの都市は何故違うのか一』(鹿島出版会 2011 年 9 月)
『アルヴァー・アアルトの空間 一建物から建築ヘ一』(ユニブック 2014 年 8 月)
『完・ドイツ流街づくリ読本 一ドイツのランドシャフトから日本の景観が学ぶこと一』(鹿島出版会 2015 年 4 月)
『モダニズムの影響におけるアルヴァー・アアルトの建築の特質の考察:日本建築学会計画系論文集第 88 巻第 805 号』(2023 年 3 月)
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