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ごあいさつ

 集合住宅研究会は、集合住宅の企画、計画、設計等の業務にかかわる設計事務所等によって構成される任意団体で、計画・設計技術の研鑽と会員相互の交流を図り、都市居住の向上と集合住宅の発展に寄与することを目的に活動を行っています。1972年、わが国の集合住宅計画の草分け的存在であった故市浦健先生の提唱によって発足し、今日まで約50年、研究会活動を継続してきました。

正会員紹介

アルセッド建築研究所 

 地域の気候・風土・歴史・文化・伝統等を読みとり、建築をとりまく環境全体をシステム的に捉えることによって、機能的で耐久性の高い建築の設計を目指しています。
 特に、人間が住む場所としての住宅づくり、まちづくりを基本的テーマとして位置づけ、最近は、環境共生、省資源・省エネルギー、地域産業の活性化、木造建築技術の保全等の観点から、参加型プロセスを取り入れながら地域に相応しいまちづくり・設計活動を展開しています。

マヌ都市建築研究所 

 マヌ都市建築研究所は、その名称(マヌ=サンスクリット語で人間を意味する。)の通り、人間味のある都市や建築を創り出すことをめざしている専門家集団です。建築の設計から都市計画まで扱うスケールと内容が多岐に渡り、その幅の広さに特徴があります。
 今日のように社会が複雑化し、技術が専門化した状況にあっては、他の分野の専門家との協働、行政や民間企業、NPO等との協働、使い手と作り手の協働、歴史的資源の保存活用や周辺環境との共生等、様々な角度からのコラボレーション(協働作業)による創造的で総合的な取り組みが必要とされています。
 当研究所においては、こうしたコラボレーションによる建築・まちづくりを重視し、ルーチンワークではできない質の高いコンサルティングをめざし、各種業務を行ってまいりました。これまでの蓄積やスタッフの力、ネットワークを活かし、新しい時代の建築・まちづくりに役立つことを使命と考えております。

現代計画研究所 

 当事務所は、建築や街づくりの全体像を、単に造形的な立場から捉えるのではなく、常に具体的な地域社会、市民社会との誠実な応答の中から発見するというスタンスを基に、集合住宅や戸建住宅地といった集合空間づくりを中心に、学校や都市施設といった地域コミュニティ生活空間づくりにも取り組んでいる。また、居住者参加の住まいづくりや、新しい建築生産システムによる木造住宅づくりも行っている。

窓建コンサルタント 

 当社は、昭和54年の設立以来、一貫して住宅・街づくりを中心としたコンサルタント業務を進めてまいりました。特にこの10数年間は、新築建物の設計・監理、既存建物の修繕計画・設計のみならず分譲マンションの大規模修繕工事のコンサルタント業務についても先駆的に力を入れています。
 21世紀は、地球環境回復の時代―開発から再生への時代―といわれ持続可能な社会に向けて方向転換が要求されています。
 私達はこれらの課題に対応するとともに、さらに新たな社会的課題に対し、常に研鑽を行い、クライアントのご期待に応えてまいりたいと考えております。

パナソニックホームズ 

パナホームは1963年に創業。『住まいは人間が生活していく上で最も大切なもの、それにふさわしい良い家をつくりたい』という松下幸之助創業者の強い使命感から生まれました。以来、家づくりにかける熱い思いを原点に、住まいの本質を見つめ、健康・安全で快適なくらしの実現に向けて歩んでまいりました。

私たちが一番大切にしたいのは、お客さまのご満足。
長年培ってきたパナホームとパナソニックの住まいづくりのノウハウや技術力を生かし、さまざまなくらしの夢にお応えし快適で豊かなくらしをお届けします。そして、社員一人ひとりの衆知を集めた経営を実践し、さらにお客さまや社会から信頼され、“寄りそっていくパナホーム”となれるよう全力で取り組んでまいります。

事業軸としては、かねてより成長戦略としてきた4事業、「新築請負事業」「街づくり事業」「ストック事業」「海外事業」を、より一層スピードをあげて進化させていきます。あわせて、大切な資産として受け継がれていく住まいのご提供を通じて、地球の未来と住生活文化の発展に貢献してまいります。

日建ハウジングシステム 

 分譲・賃貸マンション、寮・社宅などの厚生施設、シニア住宅などの設計監理を行い、またこれらのリニューアル設計・調査研究も行っています。魅力的で資産価値の高い「住まいづくり」、長期優良住宅や環境建築など環境面・社会面に配慮した「住まいづくり」に取り組んでいます。

ディーワーク 

 都市は、人が出会い、交流する舞台です。心地よさも、味気なさも、ドラマ性も、孤独感も、全てが人と都市空間・都市建築との係わりを背景として生まれるものであり、この関係性や人が持つ感性を大切にした調査研究・設計計画の取組みでありたいと考えます。「人間らしさ」の視点から、現代社会のあり様や動向、都市・街区・建築の空間像・生活像の望ましい姿を追求する業務スタンスに、弊社の特徴があります。

アルテップ 

 弊社は、「都市・居住・環境の再生」を主眼に、各種調査研究・戦略構築・計画策定・事業構築等の業務を展開しています。特に近年は、建築基準法をはじめとする国の関連法制度・施策や公共団体の条例・施策等の改訂・創設とその活用の仕組みや事業構築、ニュータウン・団地及び地域の再生、分譲住宅の再生、新たな居住方式の創出や住まいの再編、市街地空間の誘導規制、密集市街地の更新整備、景観・街並みの整備、緑農資源や歴文資産の保全・再生・活用、地方都市中心市街地の再生・活性化、住民による事業や活動の支援などに係る業務を中心に、幅広く取り組んでいます。そして、こうした取り組みのなかで、都市・居住・環境のあるべき姿を絶えず追求し、長期的視野に立った先取的な問題提起と提案を社会に問うことを大切にしています。

日東設計事務所 

 まちづくりや集合住宅を中心に調査・企画・計画・設計・工事監理を行う総合的な事務所です。創業以来一つひとつの人との出会いを基に、“心”との接点を重視し『建築』の創造のための新しい研鑽を進め、組織の改善を図りながらサービスの提供に努めて参りました。より円滑で小回りの利く業務推進を目指して、 “プロジェクトリーダー”制を導入し、個性や経験を生かした最適のチーム編成で、幅広く皆様のプロジェクトを総合的にサポート致します。

環総合設計 

 弊社は1972年創立から35年を越える活動を行っています。集合住宅の設計を業務のコアとしている総勢30人余の職能集団です。創立当初の工業化というテーマから、社会のハード、ソフトの要求に対しさまざまな提案を行ってきました。
 現在は多種多様な住宅要求に応えるため、意匠、構造スタッフのチームワークにより、SI、フラットビーム、アウトフレーム、既存スケルトンのリノベーション等の構法開発による新たな空間デザインの提案をテーマとしています。将来の展望が難しい時期ではありますが、新しい時代に応える総合技術を発揮してゆきたいと考えます。

山設計工房 

 1974年の創立以来、住宅を中心に、その集合、環境、街づくり、都市再生等の居住環境全般に関わる計画・設計を中心に取り組んでおります。時代を読み、場所性を重んじ、設計における協働の精神を大切にしております。
 地球環境をも視野に入れた人間居住の視点に心がけながら、その環境創造に努めております。タウンハウスから中高層団地、高密度街区のプロジェクトまで、調査研究の成果との両輪による設計計画の実践を重ねてきております。

アークポイント 

 弊社では居住環境整備を中心に、地域・都市再生のビジョンの策定、住宅開発の事業戦略の策定、継続的な街の管理運営の計画づくりや組織の検討、ユニバーサルデザインのまちづくり計画の策定や市民参加のプログラムの実施等を行っています。建築計画・設計の分野では団地建替計画、配置・建物設計からリニューアルの計画・設計、戸建住宅の設計まで、集合住宅を中心に幅広い計画・設計を行っています。これらの業務を通じて、人々が安心して、安全・快適な美しいまちに住み続けられる環境の創出を目標として活動をしています。また東京・大阪に拠点をおき、幅広い人と組織を巻き込んだネットワーク型で取り組む開かれた事務所を目指しています。

南條設計室 

 「住宅から都市デザインへ」が当社のモットーです。街は住宅という建物が集まってできており、その住宅を美しくすることこそが街を美しくするのです。とりわけ大規模ゆえに影響も大きい集合住宅の美しさが問われることになります。そこで当社では個人住宅、住宅地開発、そして集合住宅の設計監理をまちづくりの実践としてとらえ、様々な環境デザイナー達とも協働しながら都市デザインに取り組んでいます。

坂倉建築研究所 

「建築家」は誰よりも人間に対する深い愛情を持っていなければいけない。
心の底から人間愛を持っていなければならない。
「建築」は、規模の大小、用途の差異に関係なく、つくる人間の意志、願望のもとに、
つくられる場所に最も適合し、その魅力を最大限にひき出してつくられるべきであり、
つくった後の生き生きとした姿、力こそ最も大切である。−坂倉準三 ―


私たちは、創業者である坂倉準三から継承されてきた、
人間へのまなざしに根ざした普遍的なモダニズムの精神をもとに設計活動を行っています。
社会と人間の諸活動の実際を知り、都市から個人住宅、家具まで多様な設計活動を通じて、
思想、社会情勢、技術、経済等を総合化した魅力と活気を創出する建築を目指しています。
創立70余年の歴史を活かし、国や地域の異なる事情や文化を織り込み、
幅広い思考と普遍的なデザインで人間に根ざした建築や都市のあり方を提示し、
設計を通じて社会に貢献していきたいと願っております。

集研設計 

 「すべてにわたって表面的な美しさや効率を優先させていた時代は終わり、本質的な美しさや心の豊かさに真の価値を見出す時代が訪れています。我々は、商空間、住空間、働空間など、人と関わる様々な空間に、人とモノの心地良い関係を創造し提案していきたいと思います。」
 これは[心・創造]という会社の理念として、うたいつがれている言葉です。
建築をとおし「人」と「地球」に優しく関わっていく<集研>でありたいと思います。

市浦ハウジング&プランニング 

 当社は1952年開設以来、半世紀にわたり「人間居住の向上」というテーマのもとに、ハウジングに関わる計画設計、調査研究活動に取り組んでいます。
 都市計画・設計、住計画・技術、建築の3部門の組織体制のもとに、各部門が機動的に連携・共同しながら、都市スケールから地区、街区、建築レベルまで、ハウジングを巡る諸課題に多面的に取り組み、「人間居住の向上と住宅・住環境における新たな価値創造をめざす組織」として社会に貢献していきたいと思います。

トピックス

第382回 集合住宅研究会 趣意書

主体性を喚起する小規模再開発
-新しいハウジングビジネスについて-

■取り上げたいテーマ:住み開き・小商い の現代の形を探り、紹介したい。都市部に住まうにあたり、まち全体で暮らすような職住近接の取り組みを共有したい。デベロッパー、運営者、設計者のそれぞれが、互いの専門領域を重ね合いながら協働する事で、従来の不動産価値を逆転させるような小規模再開発が増えつつある状況をフォローしていく。
「今ここにどんな空間をつくるべきなのか」の前提から考え、空間の設計をする「DESIGN」と、研究リサーチを行う「LAB」の二部門を掲げて活動を行なっているツバメアーキテクツ。場を使うルールやメンテナンスなど、従来見過ごされてきた建築の側面に焦点を当てた新たな建築家像を提示している。
下北線路街(下北沢地区(東北沢〜世田谷代田間)の複々線化に伴う線路跡地)の一連の作品では、BONUS TRACKでの兼用住宅の枠組みの中で、マスターリースとサブリースの仕組みによりテナントの緩やかなルールを生み、一方で借り手の空間編集も可能な施設となっているなど、住み開き・小商い の新しい形が提示されている。また、現在進行中の実籾パークサイドハウスでは、福祉施設を家のようにつくることを通して、ケアの空間が住むということにどのように関われるかという問いに向き合っている。戦後、核家族を単位として進んだ住宅開発が切り離してきた、「働く」空間や「ケア」の空間を見直すことで、これからの住まいのあり方も話して頂く。

続きを読む | 2024-12-25 (51 ヒット)


第381回 集合住宅研究会2024年度研修旅行

■ 主旨
『熊本ア一卜ポリス集合住宅団地を巡る』

後世に残る文化的資産の創造を目指し1988年(昭和63年)に始まった「くまもとア一卜ボリス」。
110戸が中庭を囲む独特の空問構成を提示した保田窪団地(1991)をはじめ、画一的と批判されがち
な公営住宅団地でも様々な提案がなされ、集合住宅や団地の計画、設計にかかわる者に大きなインパ
夕卜を与えた。それから30余年がたち、住まい手や社会の変化する中でその経過や現状に団地計画、
設計にかかわるものとして学ぶベきことが多いと考える。
併せて大きな被害が生じた熊本地震(2016)の復興の様子をたどり、熊本の都市とすまいの様子の
現在の視察もおこなう。

■ 視察先
 ●熊本アートポリス事業 県営住宅保田窪第1住宅・竜蛇平団地
 案内熊本県土木部建築住宅局住宅課計画班 松澤参事+3名(計4名で案内)
 
 ●熊本地震震災ミュージアムKIOKU(阿蘇郡南阿蘇村河陽 旧東海大学阿蘇キャンパス内)
 2023年7月オ一プン
 設計者:熊本アートポリスス事業コンぺ(113番目のプロジエク卜)
 大西麻貴+百田有希/o+h+産紘設計※11/24 までTOTOギャラリー・間にて展覧会開催

■ 日程
 11月29日(金)〜30日(土)

続きを読む | 2024-12-15 (41 ヒット)


第 380 回集合住宅研究会 趣意書

■ テーマ: 日本とドイツの都市の環境と景観は何故違うのか…

■ 趣旨
本年の第377回研究会において、アーバンデザインが建築家の職能とされるドイツにおいて、長年アーキテクトとしてのキャリアを積まれた水島信氏に、ミュンヘンにおける 「こどもにやさしいまちづくり」の実務をテーマにご講演いただいた。その際に、都市デザインの課題、街づくり、集合住宅地のあるべき姿、行政や社会との関わりなど、ドイツと日本、その両方で都市計画、建築設計に携わってきた水島氏ならではの視点からの指摘があった。
本研究会はそのスピンオフ企画として、ドイツと日本の都市を比較し、ドイツでの秩序が保たれている根拠、日本で保たれていない理由を、ドイツ建設法典(第9条、第34条等)の解説と並行して、ベバングスプラン(B-Plan)や地区計画制度など、ドイツと日本の法制度を対照しながら解説いただきます。
本研究会では、今後の日本の都市計画、景観行政等の在り方、またそのために我々が取り組むべき方向性について考えていきたい。

■ 開催要領
日時:2024 年 11 月 1 日(金) 18:00〜20:00(120 分)
場所:けんぽプラザ(東京都渋谷区千駄ケ谷2丁目 37-1) WEB 併用

続きを読む | 2024-11-01 (44 ヒット)

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