■企画主旨
人口減少社会の到来と共に「世は既存ストック活用の時代…」と言われて久しい。しかし既存住宅やビルの利活用・更新、団地やまちの再生はなかなか進まず、むしろ停滞とも云える状況にあります。
そのような状況にあって、全国各地に萌芽したリノベーションによる新たなエリア価値創出の取り組みが、徐々に…しかし確実に全国に拡がりを見せており、ムーブメントは既存建築ストックの活用や公民携帯まちづくりの新たな手法として、大きく注目され始めています。
そこで、今や日本の「リノベーション」界の旗手、牽引役として、大変なご活躍をされているお2方をお迎えし、リノベーションや用途転換の持つ可能性や手法、建物価値やエリア価値の創出の実像を活写していただくことにより、そこに関わる建築士や設計事務所が担うべき役割を浮かび上がらせたいと考えます。
本日の研究会「リノベーションや用途転換による、新たなエリア価値創出に向けて」を通して、今後我々が担うべき社会貢献に資する集合住宅計画、まちづくり計画等の取り組みにつなげていきたいと考えています。
■研究会プログラム(予定)
○開催:平成28年6月30日(木) 18:00〜20:30(150分)
※会場;代官山ヒルサイドテラス アネックス B 棟
詳細はこちら→http://www.hillsideterrace.com/access/index.html
集合住宅研究会会員は無料です。最大定員60 名程度まで。
□主旨説明 奥茂 謙仁 株式会社市浦ハウジング&プランニング 5分
□講演1 馬場 正尊様 株式会社オープン・エー代表取締役
仮題:エリアリノベーション 変化と構造のローカライズ
ーーー質疑応答含め約50分
〜休憩(5分程度)〜
□ 講演2 内山 博文様 一般社団法人リノベーション住宅推進協議会 会長
仮題:リノベーションが変える、暮らしと住まい
ーーー新たなリノベーションマーケットの可能性
ーーー質疑応答含め約50分
〜休憩(5分程度)〜
□ディスカッション
テーマ:エリアリノベーションに果たすべき建築家の役割 30分
進行役と上記お二方以外のパネラー等は未定
- 第382回 主体性を喚起する小規模再開発-新しいハウジングビジネスについて- (2024-12-25)
- 第381回 研修旅行『熊本ア一卜ポリス集合住宅団地を巡る』 (2024-12-15)
- 第380回「日本とドイツの都市の環境と景観は何故違うのか…」 (2024-11-01)
- 第379回 人と人をつなぐ「共在の場」を考える (2024-9-27)
- 第378回「高齢者が健康に住み続けられるウェルビーイングなまちづくり」 (2024-9-10)
- 第377回 :ミュンヘンにおける 「こどもにやさしいまちづくり」の実務 (2024-6-13)
- 第376回研究会『海外における脱炭素社会に向けた木造建築物について』 (2024-3-15)
- 第375回研究会『これからの都市の中の木造建築物と集合住宅』 (2023-12-11)
- 第374回研究会『研修旅行 時間を掛けてつくられた地方都市の建築・ランドスケープを巡る 山形県』 (2023-11-10)
- 第373回研究会『空き家、古い団地を活用し、まち・エリアのサスティナビリティを高める』 (2023-10-18)