第378回 集合住宅研究会 趣意書
■ テーマ
「高齢者が健康に住み続けられるウェルビーイングなまちづくり」
■ 趣旨
本研究会では、今後我が国が超高齢社会を迎えることを念頭に、高齢者が直面する課題と地域社会の役割、社会的な意義について、「ウェルビーング」の観点から具体的な実践事例に焦点をあて、現状を共有し、今後のあり方について考える。
高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けるためには、健康・幸福感の維持向上のため、心身の健康
状態を維持する運動習慣や地域の環境整備まで、幅広い観点から「ウェルビーイングなまちづくり」を進めることが重要である。近年、ウェルビーイングの観点から国・自治体・企業などが地域住民と共に地域社会の形成に貢献する取り組みを行なっている。
本研究会には、北里大学の上出直人准教授をお招きし、相武台団地(神奈川県住宅供給公社/賃貸・分譲)における地域づくり事例をご紹介頂く。そして健康に直結するライフスタイルや環境配慮、社会的つながりなどの視点から、持続可能な住宅地を形成する上で設計・計画者が果たすべき役割に関する知見を得たい。
■ 講師
上出直人先生(北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科准教授)
■ 開催要領
日時:令和 6年 9月 10日(火)18時 00分〜20時 00分
場所:けんぽプラザ(東京都渋谷区千駄ケ谷2丁目 37-1) WEB 併用
<プログラム>
1.開会挨拶、趣旨説明 18:00〜18:05(5 分)
2.講演 18:05〜19:15(70 分)
高齢者が健康に住み続けられるウェルビーングなまちづくり 上出直人先生
3.休憩 19:15〜19:25 (10 分)
4.講師を交えた意見交換、質疑 19:25〜19:55(30 分)
5.閉会挨拶 19:55〜20:00(5 分)
■ 担当幹事
◯𠮷岡智子(日建ハウジングシステム)
◯古林眞哉(ディーワーク)
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- 第378回「高齢者が健康に住み続けられるウェルビーイングなまちづくり」 (2024-9-10)
- 第377回 :ミュンヘンにおける 「こどもにやさしいまちづくり」の実務 (2024-6-13)
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