第381回 集合住宅研究会2024年度研修旅行
■ 主旨
『熊本ア一卜ポリス集合住宅団地を巡る』
後世に残る文化的資産の創造を目指し1988年(昭和63年)に始まった「くまもとア一卜ボリス」。
110戸が中庭を囲む独特の空問構成を提示した保田窪団地(1991)をはじめ、画一的と批判されがち
な公営住宅団地でも様々な提案がなされ、集合住宅や団地の計画、設計にかかわる者に大きなインパ
夕卜を与えた。それから30余年がたち、住まい手や社会の変化する中でその経過や現状に団地計画、
設計にかかわるものとして学ぶベきことが多いと考える。
併せて大きな被害が生じた熊本地震(2016)の復興の様子をたどり、熊本の都市とすまいの様子の
現在の視察もおこなう。
■ 視察先
●熊本アートポリス事業 県営住宅保田窪第1住宅・竜蛇平団地
案内熊本県土木部建築住宅局住宅課計画班 松澤参事+3名(計4名で案内)
●熊本地震震災ミュージアムKIOKU(阿蘇郡南阿蘇村河陽 旧東海大学阿蘇キャンパス内)
2023年7月オ一プン
設計者:熊本アートポリスス事業コンぺ(113番目のプロジエク卜)
大西麻貴+百田有希/o+h+産紘設計※11/24 までTOTOギャラリー・間にて展覧会開催
■ 日程
11月29日(金)〜30日(土)
■ 視察行程(詳細は別紙参照)
1日目
集合:福岡空港1階旅客ターミナル1F 団体バス乗り場(12:00)
視察:竜蛇平団地、保田窪第一団地 宿泊:熊本市内
※昼食は各自取ったうえで集合をお願いします。
2日目
集合:辛島公園 ※前日の降車時(辛島公園前)に集合場所を指示
視察:熊本地震震災ミュージアムKIOKU
11:30頃 貸し切りバス:福岡空港ヘ
阿蘇くまもと空港利用者、オプション予定者は阿蘇くまもと空港で下車
11:40頃 福岡空港着 解散
■ 熊本までの移勤手段、宿泊
・参加者各自で手配する。
・11月29日(金)夜の宿泊は、熊本市内とする(別紙1の宿泊施設候補参照)
■ 担当幹事
志岐(日東設計)、吉岡(日建ハウジングシステム)、藤吉(窓建コンサルタント)
■ 事務局
照沼、平田、朴、原(山設計工房)
■ 参考:16日午後以降のオプション視察地
●熊本アートポリス事業(別紙2)
くまもとアートポリスプロジェクト一覧 熊本県ホームページ
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/115/83273.html
・県立美術館分館〜熊本北警察署〜熊本駅広〜県立図書館等
・市営新地団地等
・阿蘇エリア、天草エリア、人吉エリア
●熊本城 入園料800円
●熊本県立美術館本館(前川圀男設計)
●熊本県立美術館分館(トーレス&ペーニャ+大和設計)旧県立図書館の再生事業
●益城町災害復興住宅
- 第382回 主体性を喚起する小規模再開発-新しいハウジングビジネスについて- (2024-12-25)
- 第381回 研修旅行『熊本ア一卜ポリス集合住宅団地を巡る』 (2024-12-15)
- 第380回「日本とドイツの都市の環境と景観は何故違うのか…」 (2024-11-01)
- 第379回 人と人をつなぐ「共在の場」を考える (2024-9-27)
- 第378回「高齢者が健康に住み続けられるウェルビーイングなまちづくり」 (2024-9-10)
- 第377回 :ミュンヘンにおける 「こどもにやさしいまちづくり」の実務 (2024-6-13)
- 第376回研究会『海外における脱炭素社会に向けた木造建築物について』 (2024-3-15)
- 第375回研究会『これからの都市の中の木造建築物と集合住宅』 (2023-12-11)
- 第374回研究会『研修旅行 時間を掛けてつくられた地方都市の建築・ランドスケープを巡る 山形県』 (2023-11-10)
- 第373回研究会『空き家、古い団地を活用し、まち・エリアのサスティナビリティを高める』 (2023-10-18)